ブラジル東北部に位置するセアラ州の沿岸部では、年5,3%の割合で電力需要が増加しています。
2001年に電力網の供給能力(現状5,908MW)不足が予想されます。
これに対応するために同州では新規の電源開発を検討してきた結果、一年を通じて相当量の風が吹く恵まれた気象・立地条件を活かす風力発電の建設を決定し、OECFは本事業に対する支援を行うこととなりました。
セアラ州の一人当たりGNPは892ドル(1994年)で、ブラジルでも最も貧しい州の一つであり、本事業のような基礎的基盤整備は地域間格差の是正というブラジル政府の開発計画の目標に合致します。
また、火力及び水力発電所を建設する場合よりも温室効果ガスである二酸化炭素の排出を抑制することで、地球温暖化の抑制に資する再生可能エネルギー案件として期待されています。